文法、発音、単語が全ての土台である旨は前回の記事でご説明した通りです。
英語学習に対して、効率的に学習曲線を伸ばすための、絶対理解してほしいプロセスを説明します。 導入編として、英語学習を始める前の心構えはコチラの記事を参照ください。 [sitecard subtitle=関連記事 url=http[…]
土台が固まれば、当然各種Outputの質は上がっていきます。
とはいえ、それぞれの勉強法は異なってきますので、私の体験談から参考になる方法をご紹介します。
その前に、心構え編でもお伝えしたように、興味のあるものを題材にしないと、英語勉強は苦行になってしまいますということは念頭に置いてください。
英語ができるようになりたい 多くの日本人が悩みもがき苦しむ英語学習。 私はごく一般的な学生時代を過ごし、多くの方と同じように英語には苦手意識を持って日々を過ごしてきました。 ところがある時、意図せず英語をバリバリ使う業務にアサ[…]
Reading
興味のあるものを読みまくれ!!素材はWeb上に死ぬほど転がっている!!
と、まずはお伝えしたいです笑
私の場合、趣味のF1に関する素材を読み漁りました。
スポーツでもエンターテインメントでもサイエンスでも、なんでもいいのです。あなたの興味のある情報を調べてたくさん読んでみましょう。
日本国内の情報なんて、80億人以上が暮らす地球においてたったの1億人向けにしか過ぎないわけです。
インターネットを有効に使いましょう。星の数ほどの面白い読み物が転がっているはずです。
速読と精読
基本的にInput量を増やしましょう、というのがReadingのポイントなのですが、速読と精読の2つを使い分けるといいかなと思います。
速読
多くのケースでは、速読でいいかと思います。
ただし、速読という言い方は少し違和感があるかもしれません。
スピードは個人個人の力量に合わせればいいのですが、分からない単語が出てきてもいちいち立ち止まらず、右へ右へと目を動かして先へ読み進めていくように意識しましょう。このような読み方を速読という言い方に置き換えていると思ってください。
全体として何が言いたいかをぼんやりと理解できるくらいでも十分です。とにかく量をInputしようという方針です。
精読
一方の精読ですが、これは、文法や単語をいちいち意識しながら、理解しながら読んでみるということです。
身に着けた文法力を駆使して、文章構造をしっかり腹落ちできるかどうか確認していくわけです。
これをやった後でもう一度速読してみるといった組み合わせ法を推奨します。
とにもかくにも、Readingは比較的簡単に遂行できる行為です。隙間時間にでも簡単に実行できますので、Webサイトでも洋書でもなんでもいいので意識して英語に触れる時間を増やすことが大切です。
洋書を取り入れるのもオススメ
例えば、日本語翻訳もされているベストセラーの原書を読むというのはなかなか良い作戦だと思います。
売れている本であれば内容も読むに値するでしょうし、日本語での要約も挙がっているはずで、全体的な話の流れも理解しやすいはずです。
私は「FACTFULNESS」を読んだりもしました。
あと、近年読んだ本で結構刺激になった「DIE WITH ZERO」も単純にオススメなのでリンク貼っておきます。(日本語版でもいいから読んだ方がいい名著)
Writing
Writingの機会は、意識しないとあまり作れないかもしれません。
私の場合は、幸いにも仕事で英語を使うことが多く、(最初は辛かったですが・・・)、無理矢理自力が上がっていったということができます。
海外メンバとのチャットやり取りなどもするので、くだけた文章の書き方も少し触れることができています。
というように環境に恵まれるのは感謝なのですが、そうでない方も多いかと思います。
英語で日記を書く効果
私が今でも継続していることとして、1つおすすめするのは英語で日記を書くことです。
私の場合は、毎日ではなくて、週末の出来事を毎週英語で日記にメモしてます。(Evernoteを使ってロギングしてます)
なんでもいいからとにかく書いてみましょう。
初期の頃は、何から書き出せばいいのか分からなかったりしますが、数をこなすとコツが掴めてきたりもします。
私が読んだことのない本を紹介するのはいかがなものかと思いますが、評判を見る限り、こちらは一度目を通してみると日記が書きやすくなると思えます。
ビジネスメールをたくさん使うような方は、文法とは別に、こちらの本を目を通しておくとよいと思います。マナーやちょっとしたルールのようなものを一度理解しておくのは重要です。
いきなり日記を書けと言われても困ってしまうかもしれませんが、英語学習はトライアンドエラーの繰り返しという要素も大いにあります。まずはやり始めてみましょう!ルーティンに組み込むことが大事ですよ!
Listening
こちらもYouTube動画でいくらでも楽しめます。
映画を観るというのもよく推奨されますが、2時間近く拘束されつつ、会話シーン以外も多いのでInput効率としてはあまり効果的ではないという気がしています。
インタビュー記事や解説動画のような、とにかくInput量が多くて手っ取り早く好きな動画を探せるYouTubeの方がおすすめです。
YouTubeの字幕機能を駆使しよう
例えばYouTubeを使う場合のおすすめが、字幕機能を駆使するということです!
英語音声で、英語字幕にするのを強く推奨します!
ReadingもしながらListeningしちゃうというわけです。
Speaking
他の3つを比べると、少し難易度が高いのがSpeakingですね。
私は幸い、嫌々ながらも週3~4で英語会議が設定され、無防備な状態から前線で戦うことになり、恥をかきまくりながら鍛えられました。
これは非常に幸運だったなと思います。(その当時は毎回冷や汗かいて頑張ってました・・・)
そのような環境にない方だとしても、今は非常に割安な英会話アプリが多数存在します!
まずは機会を作らなければ成長はありませんので、いろいろとトライしてみてください。
お手軽なオンライン英会話は使わなければ損!
私も使っていたのが、DMM英会話!
たったの7900円で毎日25分英会話できてしまいます!毎日ですよ!毎日!!
このコスパはヤバいレベルだと思います。
私が使っていた頃は5000円くらいだった記憶なので少しお値段上がっているようですが、そもそも安すぎたので、7900円でも激安です。
一番割安なモードだと、ネイティブの方との会話はできず、フィリピンを中心とした非ネイティブの講師となりますが、それでも英語会話に慣れていくだけで十分です!
スマホ1つでAIとのお気楽英会話
もう1つ、最近すごいなと思ったのがこのアプリ!
それほど使い込んだわけではないのですが、最初のテストセッションの後、私の英語スキルを見事に中の上と採点してくれて、そのおかげですごく信頼しました!笑
DMM英会話は初心者の方におすすめではありますが、当然生身の人間との会話をすることになります。
最初は本当に緊張すると思います。もちろん、その緊張を乗り越えていかなければ上達はないのですが、そこに1つ大きなハードルがあることはよく分かります。
その点、相手がAIというのがこのアプリのいいところ!!
何度でも失敗してよいし、誰にも見られません。密かに自分のレベルアップを狙えます。
◆利用者400万人突破のNo.1英会話アプリ◆ ◇最新技術と音声認識でAIと英語を話せる◇ ◆いつでもどこでも気づかい…
【重要】4技能はコンビネーションで学習する
一番オススメしたい方法ですが、「文章見ながらのシャドーイング」です!
Reading/Listening/Speakingを一気に全部勉強できます。
かつ、これを繰り返すと英語脳が少しずつ発達し、結果的にWritingの質とスピードも向上します。
私は、TOEICの勉強も並行で実施していましたので、教材の解答書の文章を見ながら、音声ファイルを流し、即時口に出して読み上げるということを繰り返していました。読みながら聞いて、話す。これをとにかく繰り返すということです。
TOEIC教材は面白くもない文章だったりしますので、時にはF1のインタビュー記事で同じようなことを実施してました。
公式会見の模様は文字起こしされていたりもするので、それを見ながらYouTube動画を聞いて、ドライバー気分で自分も口に出してインタビューに答える、という具合です。
これは本当におすすめで、読んで聞いて話すを無理矢理実行するので集中力を要しますし、ながら作業になりにくく、しっかりと脳に刺激が入ります。
10分~15分毎日実施できるとすぐに効果を実感できると思いますよ!
正直、私の英語スキルは中級の上の方、というぐらいでしょうか。全然まだまだです。
TOEICは700点台後半という有様ですので、そういう意味では未熟者です。
ですのでそんな筆者におすすめされても信用できないという方は多いでしょう。
ここで紹介しているのは、一定レベルの英語力を身に着けて、業務遂行は支障ない状態に至る道筋です。
TOEIC満点を狙う方のプロセスとは異なりますが、それでも中級に導くためのプロセスを示せていると思います。
興味のある分野の情報をInputしまくり、Outputしまくって、少しずつ少しずつ自力を伸ばしていってください。
「英語学習は筋トレと一緒」
この言葉をもう一度贈ります!日々の少しずつの努力が必ず結果に繋がるのが英語学習です!